良質なコンテンツを量産する方法1

初めに
ここで紹介する内容はSEO対策であり、ターゲットのニーズや利便性を第一に考えた、ユーザーファースト集客施策の一つです。マーケティングで言えば基本的な考え方であり、ターゲットさえ見誤らなければ、SEOの評価基準が変わったとしても、大きな影響を受ける事は少ないと私たちは考えています。ここで紹介する集客施策を習得し、あなたのマッチングサイトが活性化できれば幸いです
第1章:「役に立った」と思ってもらえる良質なコンテンツ記事を量産しよう

良質なコンテンツとは、悩みや欲求を抱えている人に新たな解決策を提示し、「役に立った」と思ってもらえる記事のことを言います。ターゲットが抱える「悩みや欲求」に、解決する方法を発信することで、それを必要とする見込み客が集まります
ターゲットに届かなければ集客はできませんし、「役に立った」と思えるものでなければ、他のページへの誘導することも、再来してもらえるチャンスもなくなります。ターゲットではない人が来訪しても、すぐに離脱されグーグル評価は下がります。不特定多数の人を集めるという特性上、さまざまな角度からアプローチできるように、必要なキーワードを網羅する必要があります
サイトジャンルのテーマやコンセプトにのっとり、専門的情報を網羅することで、専門家としての信頼につながりあなたのマッチングサイトの価値が高くなります。なくてはならないマッチングサイトというのは、ターゲットを絞り込んだ、コンテンツ記事の「質と量」で決まると言っても過言ではありません。常にユーザーファーストで記事を書くことを忘れないでください
コンテンツ記事による集客についてもっと詳しくは、「雪だるま式集客手法-4つの集客手法」をご覧ください
では、どんなコンテンツ記事を書けばいいのか、ここからはコンテンツの目的やネタ作り、コンテンツの書き方についてお伝えしていきます。これからお伝えする方法を知れば、良質なコンテンツを量産できます
第2章:コンテンツ記事を制作する前に明確にすべき3つのこと
1,ターゲットの明確化-(ペルソナ設定)
ターゲットが誰なのか明確にしなければ、コンテンツ記事を書くことはできません。書くことができたとしても。誰にどんな目的を持ってコンテンツ記事を書くのか明確にしましょう。その際役に立つのがペルソナ設定です
ペルソナの設定については、多くのサイトで紹介されていますのでここで詳しく解説しませんが、見込み客への理解を深め、ユーザー視点で考察できるようになるので、あなたのマッチングサイトにふさわしい、ペルソナを設定しておくべきでしょう。ペルソナの悩みや欲求に一致するものは、全てコンテンツ記事の対象ネタです。これ以降、行うキーワード選定でも役に立ちますし、そのキーワードに沿ってコンテンツを量産してゆきます
2,ベネフィットを明確にして、顧客利益・顧客満足を共有する
ベネフィットとは、物事から得られる顧客利益・顧客満足のことで、商品やサービスを手に入れた後に感じる幸福感や満足感をさす言葉です。商品を販売する上で、共感を集めるのは「商品」を売るのではなく、「もたらす結果」を売らなければなりません。ここで言うベネフィットは、コンテンツから得られる幸福感や満足感とも言えます
商品やサービスの魅力(メリット)を伝える記事も大切ですが、それを手にすることで得られる顧客利益・顧客満足をコンテンツ化することも重要です
商品やサービスを手に入れた後に訪れる、顧客利益・顧客満足はどのようなことなのか想像してみましょう。例えば、ダイエット商品を買いに来たお客がほしいのは「ダイエット商品」ではなく、「ダイエット商品で痩せるという結果」であり、痩せたことにより満足感を得ることです。ベネフィットを想像することで、商品販売力を高めるだけでなく、競合と差別化、個客との共感共有、に加えコンテンツの幅を広げることができます
上記例では、これまで着られなかった服が痩せたことで着られる喜びや、オシャレをする楽しみなど、コンテンツ記事を通して共有します。ターゲットを明確にし、ベネフィットを共有できれば、次はコンテンツの目的を明確にしましょう
3,コンテンツの目的を明確にしてとって欲しい行動へ誘う
ユーザーファースト
正しくコンテンツを制作することで、集客率向上、SEO評価向上、収益増につながります。つまりコンテンツを正しく制作できなければ、集客もSEOも収益も逆に作用させてしまう可能性があるのです。これらについて深く掘り下げながら、これから解説していく訳ですが、全て集客あってのたまものです。集客の要となる利用者(ユーザー)の気持ちを汲み取り、ユーザーファーストでコンテンツを制作することが大切です
例えば、手花火できる場所が知りたいというニーズに、手花火できる場所を紹介しただけでは、思うように集客できないものです。何時までなら大丈夫なのか、何を準備しなければならないのか、打ち上げ花火は可能なのか、ユーザーの手持ち花火をしたいというニーズに対して、深く掘り下げてコンテンツを書くことで、幅広く集客できます
コンテンツ一つ一つが収益に直結するわけではありませんが、より多くの人たちに見てもらいサイト内を回遊させながら、SEO評価を高めつつユーザーの満足を高めていくことが大切です。ユーザーの気持ちを度外視したSEOや収益性にこだわった施策は、なんの役にも立つことはないでしょう
目的を明確にする理由
ターゲットを集客し、とって欲しい行動へ誘導する
導線の複雑化を防ぎ、検索ユーザーの迷子をなくす
離脱して二度と来訪してくれない事を阻止する
コンテンツの目的を明確にしてから記事を書く
コンテンツ記事の目的を明確にしなければ、コンテンツ記事を書くことはできません。目的を明確にして、ターゲットを絞ることで集客し、ふさわしい行動をとってもらうことが、コンテンツ制作の目的です。目的を示す事ができなければ、ユーザーは取るべき行動が分からず離脱してしまいます
誰に向けてのコンテンツなのか、そのコンテンツを見たターゲットにどのような行動をとってもらいたいのか明らかにしなければなりません。ここからは、コンテンツ記事を誰に向けて発信するのか、目的の種類を明らかにしていきます
2つの誘導コンテンツと離脱リンク

クロージングコンテンツ
会員登録や、サービス・商品購入へ導くためのコンテンツです。マッチングサイトである以上、利用者(依頼発注者)と受注提供者をそれぞれ集客する必要があります。受注提供者へは主に会員登録してもらうためのコンテンツ、利用者にはマッチングページへの誘導するためのコンテンツが必要で、最終的に、とって欲しいページへ誘導するためのコンテンツページをさします。見込み客を集めるために、ユーザーの知りたいこと、悩みや欲求を解決できる内容がふさわしく、多くのコンテンツ記事でユーザーを囲い込みながら、信頼を勝ち取り最終ページへ導いていきます
動機引き上げコンテンツ
会員登録や、商品・サービスの申し込みに対して、不安や警戒の解消、動機を引き上げるためのコンテンツです。ユーザーとの接点を広げるコンテンツ、購入動機を高めるコンテンツなどを準備し、回遊・利用させながら最終目的地へ誘導していきます。1つのコンテンツで解決できない場合や、コンテンツ同士横のつながりを増やしていくためのコンテンツ記事です。その他に、お問い合わせページへの誘導、メルマガ登録やセミナー申し込みページへの誘導、ホワイトペーパーダウンロードページへの誘導なども動機引き上げコンテンツです。動機を引き上げるために、割引や無料/お試しセット/サンプル/特典/プレゼント/限定クーポンなどを準備することも有効です。個人情報を獲得するのか、ファンにするのか、購入させるのか、目的を明確にしてふさわしいコンテンツを準備してください
離脱リンク
あなたが制作したコンテンツから、早々に離脱するリンクのことを離脱リンクと言います。もう少し具体的に解説すると、検索ユーザーは、他のページや他者サイトへ移動することもあれば、ブラウザを閉じることもあり、元の検索画面に戻ることもあるはずです。主な要因は、あなたのコンテンツでは解決できなかった、納得できなかったことを意味します。そうではない可能性もありますが、少なくともグーグルはそのように評価すると言われています。広く言えば、コンテンツの目的を達成できずに離脱させてしまうリンクのことを離脱リンクと呼んでいます
ここで抑えるべきことは2つです
- 最後まで読んでもらえるよう良質なコンテンツを制作する
- 検索ページへ戻ることがないようなサイト構成を作る
一番良い形は、あなたのコンテンツ記事を最後まで読んでもらい、ブラウザを閉じてもらうことです。とはいえ、ユーザーの納得度は人それぞれです、記事の中腹まで読んで内容を理解する人もいれば、最後まで読む人もいます。これらを考慮して、コンテンツ記事の適切な場所へリンクを設置するなど、リンク構成を検討しなければなりません。例えば、節目節目(章立て)にリンクを準備しておくなどです。このようにすることで、検索画面へ戻ることを阻止できます
コンテンツの正確性を伝えるため他社サイトへ誘導する
個客との関係を強くするためメルマガ登録ページへ誘導する
拡散を目的としたSNSへの誘導する
アフィリエイトやグーグルアドセンスなど広告収益ページへの誘導する
など、さまざまなリンク目的がありますが、最初に掲げたコンテンツの目的、「ユーザーにとってほしい行動」の妨げにならないことが前提です。離脱すれば戻ってきてくれない可能性があります。リンクの貼り過ぎはよくありませんし、リンクの貼る位置、リンクページの内容を踏まえてリンク構成を検討してください
離脱の原因がコンテンツの内容ではない場合もあります
- ・マッチングサイトの階層構造が深過ぎたり、複雑過ぎたり
- ・誘導リンクが曖昧だったり
すると目的のページにたどりつけず、ユーザーはどのようにアクションすれば良いのか分からずに離脱する場合もあります。リンクの数や設置場所の見直しも必要ですが、マッチングシステム自体に問題がある場合もあります。複雑すぎるシステムは極力避けましょう
以下の離脱要因にも注意しましょう
- 1,長すぎると離脱する可能性が高くなる
- 2,答えがあやふやだと離脱する
- 3,サイトの構造欠陥により離脱する
- 4,多くの疑問に、1つのコンテンツ記事で応えようとすると、支離滅裂になる
広告を貼る場所については、「マッチングサイトの収益化法・マネタイズ手法(課金モデル/課金種類/課金方法)」-広告掲載の注意点も併せてご覧ください
コンテンツによる囲い込みで最終目的へ誘導
ここまで、コンテンツ目的の種類について掘り起こしてみましたが、狙ったページだけに誘導することは難しいかもしれません。人によっては最終目的地までに、不安や警戒の解消コンテンツや、動機引き上げコンテンツなど、2段構え3段構えの準備が必要で、サイト内全体を回遊しながら、最終目的へ誘導できればサイト内も活性化していきます
しかし、離脱リンクによってあなたのサイトへ戻ってこなければ、あなたがしたためてきたコンテンツは意味のないものになってしまいます。サイトの魅力を伝える前に、広告の貼り過ぎや、他社サイトへのリンクはやるべきではありません。離脱されることで、二度と来訪してくれないことは避けなければなりません。サイト内を回遊させながら、最終目的地のマッチングページへ誘う、コンテンツ作りとサイト構成を心掛けましょう
離脱されても再来してもらえるサイトの仕組を知りたい方は、「究極のSEO」をご覧ください
第3章:読者の心を掴んで離さないコンテンツ最適化の最前線
変動する内容と変わり難い内容 流行り廃りのない情報
世の中には大きく分けると変動する内容と変動しない内容に分けることができます。言い換えると、変動する内容のことをフロー情報とも言い、定期的に配信するニュースなどリーピーター向けの情報をさします。変動しない内容のことはストック情報と言い、価値が確定していて、再利用が可能で、期限のない情報をさします
目的によって使い分けるわけですが、コンテンツの大半はストック情報により集客していきます。フロー情報は密な関係性強化に役立ちますが、時間の経過とともに情報が古くなり、信憑性が失われていき、グーグルからの評価も下がっていくというデメリットがあります。反面ストック情報は、廃りのない情報、変わり難い内容なので、競合と差別化しやすく、短いスパンでのリライトも不要で、閲覧される度に評価も上がっていきます。このことからも、記事やコンテンツを作るなら、ストック情報に注力する方が得策で、そのために「更新し続けなくてよいテーマ」を選ぶことが大切です
繰り返し使うツールやコンテンツでブックマークを促す
コンテンツの種類には読み物系、調べもの系などありますが、それとは別に「繰り返し使えるツール」があります
繰り返し使えるツールには、結果が変わるものと変わらないものがあり、結果が変わらないコンテンツには、専門用語をまとめた辞書や備忘録、マニュアルや説明書の様なノウハウ型コンテンツがあります。繰り返し使えるツールの内、結果が変わるツールの例を挙げると、占いサイトでは毎日の占いツール、引っ越しサイトであれば費用を計算できるシミレーションツール、個客の真意を確かめるなら心理テストなどの診断ツールです
いずれも、あなたのサイトに来訪する理由になり、お気に入りやブックマークしてくれやすいという効果があります。特に精度が高ければ高いほどその効果も高くなります。特に、人によって、またその人の境遇やTPO(時・場所・場合)によって結果が変わるツールは、何度も使うことができるので、利用価値が高くなります
ご紹介したようなコンテンツやツールを制作できれば、あなたマッチングサイトへリーピーターを増やす事ができます。そのようなコンテンツを作ることができないと、不安に思われた方もいるかもしれませんが、安心してください。SITEMILLIONAIREのマッチングサイトには、繰り返し使う検索ツールが初めから実装されています。人によって、またその人の境遇やTPO(時・場所・場合)によって、結果が変わるツールで、ユーザーのニーズに合った商品やサービスを提供できます
正確な情報でそのジャンルを網羅する
専門家の立場で、人の悩みや欲求に対して解決策を示す事があなたの役割です。専門家とはその職域で精通し、専門的な知識や能力がある人のことをさします。専門家は学び得た知識や能力を通して、アドバイスや助言しながら良い方向へ導くわけですが、マッチングサイトでは、特にコンテンツ記事により発進していきます。その特性上、正確な情報でそのジャンルを網羅することで、専門性の高さが強調されます。逆に言えば、誤った情報を発信することは致命的であり、情報が少なければ他の専門家へと流れていってしまいます
では正確な情報とはどういう情報なのでしょうか?一言で言えば「事実である事」が、適当な表現です。専門家として正しい情報を発信しても、その情報に信憑性がなく信じてもらえなければ、正確な情報とは言えません。正確な情報を発信するということは、コンテンツの書き手として、情報の証拠や根拠を示す事が大切です。例えば情報の出所を記載する、調査分析結果を提示するなどです。その繰り返しにより信頼性が生まれます。正確な情報を発信することでグーグルに評価され、読み手に届けることができます
このようにどこから得た情報なのかを示す事で信頼を高めていくのです。では具体的に網羅するとはどういうことなのか、事項をご覧ください
1次情報を集めて独自コンテンツを生み出す
独自コンテンツとは、あなたしか提供できないコンテンツの事を意味します。あなたの体験談、成功体験や失敗事例、独自調査によって得たコンテンツの事をさし、あなたが感じたことや学んだことなど、自分の主観を加えることで独自性が高くなります。主観だけのコンテンツを求められているわけではありません。具体的且つ正確な客観的情報とあなたの主観が組み合わさったコンテンツを独自コンテンツと私たちは読んでいます
なぜ、独自コンテンツが必要なのかというと、グーグルなどの検索エンジンが好きなコンテンツだからです。他にはない貴重なコンテンツと評価し、検索順位を決定する指標の一つとされています。と同時にウェブユーザーが求める情報でもあります。また主観は基本的にまねされることはありません
独自コンテンツを制作することで、Googleに高く評価され、アクセスや集客率を引き上げるというメリットがあることを、ご理解いただけたかと思います。「具体的且つ正確な客観的情報」にあなたの主観を織り交ぜて、または使い分けて、コンテンツ記事にすれば、だれでも上位表示される可能性があります。逆にGoogleの評価を下げるコンテンツとして、あなたの主観だけのコンテンツやNET検索や書籍から得た情報に絡めただけのコンテンツは求められていません。記事をまねる行為や、チャットGPTに記事を書かせても上位表示はされませんし、ユーザーにささる記事を作ることはできません。ではどのように独自コンテンツを生み出していけばよいのでしょうか?
1次情報の集め方
独自コンテンツを生み出すためには具体的且つ正確な客観的情報を集めなければなりません。私たちは具体的且つ正確な客観的情報のことを1次情報と呼んでいます。独自コンテンツを生み出す上で非常に優れています。1次情報がなぜ正確な情報かと言うと、あなたが手や足や頭を使って集める情報だからです。では1次情報をどの様にして集めるのか解説していきす
1次情報を集める前に忘れてはいけないこと
- ✓ユーザーが欲する内容、知りたい情報であること
- ✓ユーザーの悩みや欲求を解決する内容であること
について1次情報を集めてください
1次情報とは、あなたの手や足や頭を使って集めるオンリーワンな情報のことを言います。これまでの経験はもちろん、これまで培った実績や分析結果などのデータも、あなたが既にもっている1次情報です。経験やデータがなくても、実際に購入する、利用する、電話をしてみる、現場へ行ってみるなどして、実際に体験・経験して情報を集めれば、それは1次情報です。データを集めるために、アンケート調査や取材をすれば、それらも立派な1次情報です。以下へ1次情報の集め方MAPで整理しておきます
1次情報
- ・体験する;実際に購入する、利用する、電話をしてみる、現場へ行ってみる
- ・経験者に聞く:アンケート調査、取材、インタビュー、クライアント/エンドユーザーへのヒアリング、対談する
- ・独自調査:研究、調査、分析、実験、実績、統計など
- ・収集する:推薦者の声やユーザーの声を集める、口コミレビューを集める、事例を集める
あなたの手や足や頭を使って集めるオンリーワンな情報とは別に、書籍・新聞・テレビなどで知り得た情報を2次情報と言いますが、これらも情報元を提示せず掲載しただけでは、情報元がわからない三次情報となってしまいます。知り得た情報を正確に伝えることは、いずれの情報を使う上でも大切な事です。では仕入れた1次情報や2次情報を、どの様にコンテンツへと仕上げていけばいいのでしょうか?事項で解説していきます
1次情報をリアルなコンテンツへ仕上げていく方法
情報の翻訳家になったつもりで、持ち合わせた情報や仕入れた情報に、自分自身のフィルターを通した主観を加えながら、仕入れた情報を分かりやすく解説する方法を考えましょう。経験の中で生まれた自分の意見や感じた事、あなたの主張を裏付ける根拠を明示することも必要です
例えば、体験した内容をやってみた話としてコンテンツ化する。調査結果をデータ化して提供する。知識や経験をマニュアル化する。文字だけでなく、絵や画像、動画で伝える事も独自性のあるコンテンツと言えます。分かりやすく表現するための方法を以下の通りまとめてみました
- ・図や絵や画像や動画をデータ化する、掲載する
- ・体験談、失敗談、成功事例として紹介する
- ・ハウツー化、マニュアル化、手引き書、書籍化、備忘録としてまとめる、レポートにする
やり取りしたメール履歴や、実際に使用した書類などの画像を含めると、コンテンツの信頼性を高まります。他社の情報を勝手に掲載すると著作権の問題ですが、個人を識別できる情報や、他人の財産になるような情報などを伏せて掲載すればよいでしょう。基本的に単なる数字や、メールのやり取りを掲載することに著作権はありません。公開データを引用した場合は、忘れずに自分の意見も掲載しましょう
いかがでしょうか?少し足を広げるだけで、あなたしか集めることができない「1次情報」を集めることができたのではないでしょうか?難しそうに思えた独自コンテンツも、1次情報があれば、あなたしか書けないコンテンツへと生まれ変わるのです
独自コンテンツを作る上で大切なポイント
- ✔ユーザビリティー重視(ユーザーが欲する内容)
- ✔手や足や頭を使ってオンリーワンな情報を集める
- ✔具体的且つ正確な客観的情報を盛り込む
- ✔自己主観と1次情報をセットにする
これらを踏まえてコンテンツ化していくことで、ライバルが参入しにくく、まねや追随できない内容へと仕上がっていきます。敷いては、ユーザーの役立つコンテンツ、感動を与えるコンテンツ、喜ばれるコンテンツへと進化し、キラーコンテンツとしてあなたのサイトを活性化させていくはずです。なくては困るマッチングサイトを、あなたがイメージできれば幸いです
注意点
全て1次情報でコンテンツをそろえる事は難しいかもしれません。その場合でも、あなたの主観を入れるだけでも独自性をアピールできますので、1次情報がないコンテンツは、記事の書き方でオリジナリティーを見いだしていきましょう
網羅性を高めて有用なコンテンツを掲載する
サイト運営における網羅性とは、あなたが選んだジャンルに必要な情報が、抜け目なく漏れなくコンテンツとして掲載されている状態を言います。正確なコンテンツの情報量が多いことを網羅性が高いとも言います。その網羅性には2つの種類があります
1つ目はコンテンツ記事内の網羅性
2つ目はマッチングサイト全体の網羅性
コンテンツ記事内の網羅性
コンテンツ記事内の網羅性とは、コンテンツの目的に応じた適切な情報を網羅することであり、ユーザーのニーズに合致する解決策を示す事であり、求められる以上の情報を詰め込みすぎる事ではありません。他サイトのコンテンツより、網羅性を高める事で、ユーザーに対して関連性の高いコンテンツとして、グーグルは評価します。関連性がある有用なコンテンツとは、かみ砕いて言うとユーザーが探している情報や興味や関心事を詰め込んだ内容だと言えます。関連性の高いコンテンツを制作するためには、ユーザーの気持ちに立って推察することから始まります
コンテンツ記事に含まれる、一つ一つの言葉の意味を説明すべきなのか、写真や画像を掲載した方が分かりやすいのか、補足や事例は必要なのか、世間の声が必要なのか、個人的な考えが必要なのか、根拠や証拠が必要な場合もあれば不要な場合もあります。コンテンツの目的や役割に十分なトピックが盛り込まれているか、思いやりを持って判断しコンテンツを制作しましょう
マッチングサイト全体の網羅性について
マッチングサイト全体で、特定のジャンルに関するコンテンツが、幅広く掲載されているサイトのことを、サイト全体の網羅性が高いといいます。ターゲットへ向けた一つ一つの良質なコンテンツが、「○○と言えばこのサイト」というサイトの価値を生み出します。ただし、コンセプトや選定したジャンルに関連するモノに限ります
例えば、冷蔵庫修理業者と修理してほしい人をマッチングしていたとします。冷蔵庫が故障したユーザーの気持ちはこうです。今すぐ修理してくれる業者はないか、安く修理してくれる業者がいい、ぼったくりされないか心配、家に上がってこられるのは嫌だな、買い替えた方がいいのかな?などです。これらから考えられるコンテンツとしては、冷蔵庫の故障診断方法、冷蔵庫の選び方、修理業者の選び方などで、テーマが増えればその分入り口は多くなり、集客効果が高まります。つまり、冷蔵庫の使い方や、清掃の仕方、リフォーム関係の記事が必要ではないことは、ご理解いただけると思います
冷蔵庫の故障ではなく、電気関係に異常がある場合が想定されるのであれば、故障の原因の一つとして、電気関係による故障記事とともに、電気工事会社を個別に紹介するのも良いかもしれません
おせっかいすぎる例として、冷蔵庫を治す事ができない場合を想定して、回収業者を紹介することはまだよいかもしれませんが、冷蔵庫を移動させることを想定した運送業者の紹介は、おせっかいと言えるでしょう。おせっかいでも役に立てばいいですが、役に立たないというのは、集客が見込めないと言わざるを得ません
集客効果が薄いものは、業務コストと比較しながら検討し、優先順位を考えながらコンテンツを制作していきましょう。もちろん、紹介の先に収益化できないのであれば、いずれも無理してコンテンツ化する必要はないでしょう。「テーマを広げると専門性は薄れていく」ということを踏まえ、どこまでユーザーのニーズに寄り添いこたえるのか、プランニングすることが大切です
もう一つ大事なことは、冷蔵庫修理は地域性のあるジャンルであるということです。修理業者を探す際ほとんどの方が、近隣の修理業者を探す事を第一優先にするはずです。想定されるコンテンツは地域別に量産する必要があります。例えば、沖縄市で冷蔵庫の修理が得意な業者ランキング、沖縄市で中古の冷蔵庫を販売する業者など、地域性でコンテンツを増やせば、サイトのクオリティーや網羅性をグーンと高めることができます
注意として、地域別に登録・検索できるサイトとそうでないサイトがあります。地域によるカテゴリー登録ができないサイトでは、ユーザーの使い勝手が悪いのは言うまでもありません。SITEMILLIONAIREのマッチングシステムでは、地域別にカテゴリー登録も可能です
コンテンツネタの作り方でおさえておくべき2つの事
①作るコンテンツ、作らないコンテンツの判断基準
集客するためのキーワードつまり、「その人が納得できる解決方法」に関係のないコンテンツは不要である
例えば、この記事は「良質なコンテンツを量産する方法」について解説していて、文章の正しい書き方は一切記載していない。お披露目できるような文章スキルを持ち合わせていませんし、マチングビジネスの専門家であって、記事の書き方専門家でもなく、その分野にはその分野の専門家に任せるのが賢明です。ただし、読者の役に立ち喜んでもらえる内容であれば、リンクを貼ってその分野の専門家につなぐことはおすすめします。この記事でもたびたび出てくる、Googleへのリンクがそれにあたります
何でもかんでもコンテンツ化してボリュームを増やしても、効果は限定的か、想定以下になると私は考えています
お問い合わせで、どの位記事を書けばいいですか?という質問を多くいただきますが、記事の数に基準はありません。ターゲットが求めるニーズの数だけコンテンツが存在する。ターゲットが求めるニーズを網羅しなければ専門家と認識されることも、独占することもできないでしょう。記事の本数につい、最初にプランニングすることで大体の制作数は決まるので、自分の与えられた時間と目標と照らし合わせて、サイト制作を進めて行きましょう
②コンセプトありきコンセプトに従え
私たちはマッチングサイトをコンセプトサイトとも呼んでいます。コンセプトによって出会い惹かれ結ばれるものだからです。コンセプトはそれほど重要で、勘や念力で人と人を結ぶことはできません。出会うべく理由を詰め込んでこそ、人と人とを結ぶ事ができるのです。コンセプトにしたがわなければ結ぶべき相手を見誤ってしまうものです
コンテンツを増やす事が目的になると、コンセプトから逸脱したり、ターゲットが変わったり、差別化効果が薄くなったり、刺さらない記事になるので注意しましょう
コンセプトについては、「コンセプト・ジャンル選定で新しい領域のマッチングサイトをみつけだす方法」をご覧ください。「第4章:テーマとコンセプトを明確にする」で、「納得できる解決方法をどの様に提供するのか」詳しく解説しております
コンテンツの最適化については、会員管理画面ログイン後「サイト活性化!コンテンツ最適化施策」をダウンロードしてご覧ください

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会社情報
代表:小山誉実
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概要:マッチングサイト制作・販売・サポート及び
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