マッチングすべきでないマッチングジャンルとカテゴリー別単価設定

マッチングすべきでないマッチングジャンルとカテゴリー別単価設定について解説

エクスローサービスは高額な供託金が必要で許可が下りにくい

マッチング専科システムでもできないマッチング形態があります。というより、マッチングすべきではないものです。ここまで勧めてきた、優位な戦略には当てはまらないのでご安心ください

マッチング専科システムは、マッチングした時点でシステムにより課金まで完結します。これとは違い、マッチング時点では課金されず、運営者が、料金を一定期間お預かりしなければならない場合です。例えば、物販ビジネスのように、商品の受け渡しがあるマッチングビジネスが該当します

一定期間料金をお預かりするサービスをエクスローサービスと言いますが、このような場合マッチング専科システムでは完結させることができません。というよりは、「行政からの許可が下りにくい」という方が正しい答えです

料金を一時的に預かると言えば、メルカリのシステムがそれにあたります。もちろんメルカリのシステムも、マッチングサイトに該当します。メルカリでは商品を販売した後、商品代(売上)を振り込んでもらいますが、売り上げの引き出しタイミングは自由に決定できます。引き出し手数料が発生するので、まとまった金額になるまで保留する方が多いはずです。その間売り主の売上をメルカリが預かることになるため、エクスローサービスに該当すると言う訳です

このように、一定期間お金を預かる場合、エクスローサービスを利用するか、エクスローサービスを使っている企業と取引をするしかなく、費用対効果の面からも現実的に難しいです。即時決済できるのであれば、決済代行サービスを利用すれば問題ありません

さらに詳しくは、「決済機能を導入せずに運営する」をご覧ください

依頼発注者側にも受注提供者側にも案件登録できる三者間マッチングシステムとは

もう一つ、マッチング専科システムでは、できないマッチングがあります。それは、依頼発注者にも受注提供者にも、案件や情報の登録をさせたい場合です。利用者同士が直接やりとりできる機能があるものを、プラットフォーム型と呼びます

個人のスキルを売り買いできるスキルマーケット「ココナラ」が、それに該当します。ココナラでは、受注提供者は自社のサービス内容を掲載し、依頼発注者を募ることができ、仕事を依頼する依頼発注者も、サービスを提供する受注提供者に向けて依頼内容を掲載できます

その仕組みが、マッチング専科システムにはありません。三者間マッチングと言われるシステムですが、相応な構築費用が掛かるので除外すべきです

「一時料金を預かりたい、顧客側にも案件登録をさせたい」そのようなビジネスモデルは、マッチング専科システムは不向きですし、優位な戦略は機能しません。と申し添えておきます

紹介型でも手数料を確実に徴収!カテゴリー別単価設定とは

カテゴリー別に単価設定したくても、パッケージサイトによっては、個別に設定できないものがあります

例えば、自動車買取マッチングサイトでは、車を売りたい人と買取企業をマッチングさせます。車の種類は、軽自動車から普通車や大型バス、外車までさまざまです。売買価格は数十万から、外車になれば数千万になる場合があります

成功報酬型の手数料であれば、取引金額の10%程度に設定すれば問題ありませんが、紹介メインのマッチングサイトであれば、成約を双方に任せるため、紹介手数料として徴収すべきですが、金額割合では設定できません。成約を双方に任せて、手数料を売買金額の10%徴収するのは不可能ではないかもしれませんが、すぐに登録者数に限界が見えてくるでしょう。また、成約したかどうかを見極めることは難しく、受注提供者による事後報告になるため、未回収事案が発生する可能性があります

これらを踏まえ、紹介手数料として徴収する場合、紹介した時点で定額課金できる仕組みが必要です。また、軽自動車、普通車、大型バス、外車で、取引単価は大きく変わることから、全て同額の手数料というのは、運営側、依頼発注者、受注提供者にとっても、納得できるサービスとは言い難いものだと言えます

そこで、軽自動車、普通車、大型バス、外車など、カテゴリー別に手数料を設定できる仕組みがあれば、運営者からも、依頼発注者からも、受注提供者からも、大変喜ばれるはずです

マッチング専科システムでは、これらの機能が標準実装されています

優位な戦略では使えない!競合が強すぎるジャンル

本業としている人が、マッチングサイトを運営している場合、一歩踏み止まって検証しましょう

例えば、カウンセラーを生業としている人が、さまざまなカウンセラーをマッチングさせる、マッチングサイトを運営していたとします。後発組として勝てる要素があればいいのですが、カウンセラーでもないあなたが、後から知識をつけただけでは、その競合マッチングサイトを超えるには、相当な資金と体力と時間がかかるのは明らかです

そのカウンセラーは解決策を示しながら、自分で技術やサービスを請負、直接報酬を得ることができます。よっぽど悪態がついていなければ、正面から勝負するのは避けるべきです。地域を変える、ジャンルを変える、戦う場所を変える必要があります。本業としている人がマッチングサイトを運営している場合、早めに引き下がることも大切です。特に、専門性の高さで劣る場合は手を出すジャンルではありません

同じく、大手が参入しているジャンルも手を出すべきではありません。知名度、ドメイン力、資金力などで勝負するのではなく、ニッチな部分に特化するから輝くのです。それが後発組の強みです。戦う土俵を間違ってしまうと、全く利益の出ないマッチングサイトになってしまいますので、注意してください

厄介過ぎる!規制が多いジャンル・法改正がよくあるジャンル

業界業種ごとに法律の定めがあるので、ジャンルを決める前に必ず業法について調べておきましょう

自治体レベルでも決まりはバラバラです。免許や資格や届出が必要な場合があるので、注意しなければなりません

弁護士や社会保険労務士などについては、紹介することさえできません。医療関係は規制が多く、治療や食材やサプリなどの健康に関する記事は、検索エンジンの評価が厳しく、表現の仕方によってはペナルティーを受けやすく、マッチングサイトの運営には不向きなジャンルです

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