決済手段の検討!決済機能を導入せずに運営する方法

決済方法・課金の種類
決済手段を検討する
通常のECサイトとは異なり、プラットフォームビジネスでは「運営者から受注提供者への支払」が発生する場合があります。例えば、運営者が依頼発注者から依頼料をいったん預かり、サービス提供後に預かった料金を受注提供者へ支払うような場合です。この場合一定期間料金を預かることになるため、エクスローサービスを利用するか、エクスローサービスを使っている企業と、取引をする必要があると解説しました
この記事では、運営者が依頼発注者から料金を預かり、受注提供者へ支払をしなくて済む方法について解説していきます
金銭授受方法
受注提供者へ支払をしなくて済む方法とは、依頼発注者と受注提供者の間で会計処理をしてもらう方法です
- 依頼受信後、マッチング専科システムにより、依頼発注者情報を受注提供者へ提供する
- 受注提供者が商品やサービス提供した後、直接依頼発注者から代金を徴収する
- 利用者は運営者へ手数料を振り込む
課金の種類
①受注件数(紹介件数)による請求
運営者は、毎月受注件数に応じて受注提供者へ請求し、受注提供者が料金を振り込む
特徴は、主に紹介型で利用される課金方法で、成約型のような取引額に応じた手数料と比べると、1件当たりの単価は低くなりがちだが、利用者からは、成果に応じた課金方法で受け入れられやすい。もちろん受注の度に請求し振込してもらうことも可能
②定額制による請求
受注提供者は、毎月定額料金を運営者へ振り込む
特徴は、獲得件数に限らず、毎月同額の手数料を支払う課金方法で、運営者の収入は安定します。利用者も、料金が一定していてわかりやすいので、価格設定によっては利用しやすい反面、獲得件数が少なければ長く利用してもらえない
③取引額に応じて決まる割合型手数料
利用者は成約後、またはサービス提供後に運営者へ報告し、取引金額に応じた手数料を運営者へ支払う
特徴は、主に成約型で利用される課金方法で、取引額が高額なマッチングサイトでよく利用されます。取引金額が高ければ高いほど運営者は嬉しい反面、手数料が高くなりすぎると利用者からは長く利用してもらえないことも。例えば、手数料を取引金額の10%と設定した車のマッチングサイトでは、仮に500万の車であれば手数料は50万となり、人によっては高すぎると敬遠される可能性があります
成約型の注意点
運営者がクロージングを行い契約まで行う場合は、成功報酬は高くなりますが、相当なノウハウやスキルが必要で、クロージングにかける時間も確保しなければなりません
同じ業種やジャンルであっても、各社、サービスや商品の提供範囲バラバラです。1社1社のサービス内容を熟知することと、専門性を高めることは少し意味が違います。間に入って取り持つという事は、それだけ責任とリスクにもさらされます
その業界を生業としていなければ、契約は専門の受注提供者に任せるべきとお伝えしていますが、クロージングまでやれるのであれば、収益を倍増させることができるのでやるべきです
運営者が行う業務
運営者が行う業務は、受注提供者に請求書を送り、入金を確認する事です
マッチング専科システムでは、受注提供者自ら登録掲載し自社をアピールします。利用者から選ばれると、自動で依頼発注者情報を受注提供者へ渡す仕組みです。同時に課金が成立するわけですが、その都度請求するのか、週単位で請求するのか、月単位で請求するのか、個別に選ばせるのか決める必要があります
マッチング専科システムでは集計機能が付いているので、目的に応じた請求が可能です
請求して終わりではなく、とりっぱぐれがないよう、入金の確認を怠らないようにしてください、業務を簡素化するためには、請求時期を月末など一律にする、決済手段を絞ることをお勧めします
どのような決済方法が可能なのか検討しましょう
銀行振込
決済代行会社も決済機能を導入せずに運営できます。入金確認業務は必要ですが、利用者に振込手数料を負担してもらえば、手数料が一切かかりません利用者が利用する銀行口座にもよりますが、定期振込手続き(預金口座振替依頼)してもらうことをお勧めし、支払いをうっかり忘れてしまうことを防止します
口座振替
サブスクリプション(定額制)など、定期的に支払いが発生するサービスでは必要です。決済代行会社への登録が必要ですが、口座振替は定期的に自動引き落としなので、うっかり忘れていたということが無くなります。とはいえ、銀行振込同様、入金確認業務を怠らないように注意しましょう
デビット決済
デビットカードで支払いすると同時に、ご自身の銀行口座から引き落としされる仕組みです。銀行から現金を引き出さずに支払いできるので、現金主義の方にはデビット決済を準備していると、喜ばれる方いらっしゃいます
クレジット決済
決済代行会社を利用する必要があり、カードの種類に応じて手数料が発生します。手数料が高いかどうかは、マッチングビジネスの費用対効果で図るしかありません。現代社会においてクレジット決済は主流で、ほとんどの方が利用する決済手段名だけに、費用対効果を勘案しながら導入を検討してください
そのほか
代引やコンビニ決済、キャリア決済、電子マネー決済、プリペイド決済など決済手段は増える一方です。決済代行会社を利用すれば、これらすべて利用できますが、手数料もばらばらで、管理も複雑で大変です。全てそろえることで機会損失をなくし、利用者の便利に貢献できるかもしれませんが、運営で疲弊しては本末転倒です。ビジネスは何事も選択と集中が大切です
決済代行会社も決済機能も利用せず運営する
「銀行振込」に特化する
決済代行会社も決済機能も利用せず運営する方法とは、決済手段を「銀行振込」に特化することです。SITEMILLIONAIREでは、銀行振り込みにしか対応しておりません。理由は単純です。「手数料を引かれるくらいなら、その分お安くサービスを提供したい」ただそれだけです
決済代行会社も決済機能も利用しないので、登録も引き継ぎや連携も不要です。とはいえ、決済代行会社を利用すれば、お客様の利便性は確かに上がるので、提供するサービスにもよりますが、基本的にクレジット決済のみで十分だとお伝えしております。提供するサービスに併せて、必要な決済手段を検討してみてください。あなたのマッチングビジネスが、世の中から必要とされるものであれば、どんな決済手段でも、お支払いしてもらえるはずです
ウェブサイトに決済機能を導入する
マッチングサイト自体に決済機能を導入し、購入ボタンを押せば決済まで完了するようにもできますが、物販のようなビジネスでない限り、高額で複雑な機能は必要ありません。どうしても導入する場合は、別途お見積りいたしますので、お申し出ください
決済代行会社を利用する
銀行振込以外の決済手段を使う場合は、決済代行会社を利用する必要があります。申込や依頼が入った後、決済代行会社に移行し、利用者に手続きをおこなってもらえば完結です。難しい機能を構築・連携せずに安全且つ自動で取引が完了します。運営者は決済代行会社へ登録しておけばよいだけです
決済代行会社を選ぶ
決済代行サービス、収納代行サービス、集金代行サービス、口座振替サービス、オンライン決済サービス等多くの決済サービスがありますが、ここまで紹介してきたお支払い方法であれば決済代行会社で事足ります
決済代行会社の選び方としては、知名度が高く安全に取引できて、入金サイクルが早く手数料が安いものを選ぶことに尽きます
そこでお勧めしているのが、ペイパルやスクエアと言った決済代行会社です。こちらですと毎回請求書も自動で発行できるため、業務も楽になります
ペイパルやスクエアついては,「マッチングサイトで使えるアプリやツールやソフトのご紹介」をご確認ください

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